旅する松田

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ミュンヘンでも紅茶無双と、夜行列車でトラブル〈2018年12月8日ヨーロッパ旅行:18〉

ミュンヘン到着!

 

個人的にはこの大移動の日が、今回の旅行の折り返しかなぁと思っています。

 

 

 

ミュンヘンのクリスマスマーケットと紅茶無双

 

実はミュンヘンに来るのは、2回目です。

以前はツアー旅行で、ドイツのクリスマスマーケットを巡ったのですが、かなり前で正直よく覚えていません。

 

全部ツアー会社のバスに乗って移動したので、その場所の特に印象深かったことが断片的に残っている感じです。

 

ミュンヘンは様々な場所でクリスマスマーケットが開かれていて、以前はその中でも有名なところに連れて行ってもらった気がします。

 

今回は時間も限られているので、駅から徒歩で行けるところを目指します。

 

華やかで、人も多いです。

さすが本場ドイツのクリスマスマーケット。

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あと寒い。

ポーランドよりチェコより寒い気がしたのですが、そんな中半そででビール飲んでる人がいて戦慄しました。

 

 

そして見つける。紅茶のお店。

なんであるんだよーぉぉぉ!!(心の叫び)

 

マーケットの屋台で茶葉を売っているという、これまでにない新しいスタイル。

 

国も変わったことだし、買おう。

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…と、ここまではいつもの事。

少し進んだ場所で、別の紅茶の屋台発見。

 

仕方ないな、ここも買おう。(大混乱)

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↑これは友人に一袋あげてしまったのですが、二袋買いました。 

 

こうして他のクリスマスらしいものは何も買わなかったくせに、茶葉をトータルで400g購入し、心はホクホク。

 

紅茶カウンターは1400g=1.4㎏となりました。

紅茶でおぼれて死にたいです。

 

 

こうしてドイツのクリスマスマーケットの思い出が、紅茶に侵食されていくのでした。

しかも通貨が変わってユーロになったので、最早お金の感覚も飛んでおり、この時の料金を把握していません。ヤバいの一言に尽きる。

 

 

 

■駅でご飯

 

あまりにも寒いので、早々に駅に戻りました。

駅も基本的に寒いのですが、それでも外よりはまだ温かい。

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それと、お腹も減っていたので、夕飯を。

駅の一角がフードコートみたいになっていたので、そこのアジアンフード店で良く分からないもの食べました。

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アジア料理が恋しくなったわけではないのですが、一番入りやすくて空いていたので、ここにしました。

 

味はとてもしょっぱかった!でも間食しましたよ!

思い返せば、ちゃんとお店で座って食べたのはこの旅で初めてでした。

 

 

 

■私の夜行列車がない

 

さて、ドイツの東駅には、いつ頃移動しようかなーと考えていた時、ふと思いついてしまいました。

 

これは、交渉次第で中央駅から乗れるように変更してもらえるのでは!?

 

私のチケットは、ミュンヘン中央駅発ヴェネツィア行きの夜行列車ですが、不思議なことになぜか私は隣の東駅から途中乗車することになっていました。

 

このことは代理店で予約した際に、電話で確認されたのですが、よくよく考えれば不思議。ベッドの予約はダブることないんだから、中央駅から乗ればいいじゃん!?

 

因みにチケットの予約はレイルヨーロッパという代理店のHPから予約して、14,300円でした。手数料等々が入っているので若干高いです。席は2等車のベッド。

 

 

これはもう交渉してみるしかないと、中央駅のチケットセンターへ。

 

「私ここから乗りたいよー、チェンジしてよー」とつたない英語でチケットをカウンターのお姉さんに渡したのですが、お姉さんパソコンでチケットを検索してさっと青ざめて一言。

 

「何このチケット。こんな電車ないわよ?」

 

ええええ!?

パニックになる。奥からどんどん出てくる偉い人

私の対応してくれてるカウンターだけ、スタッフの人だかりが出来てました。

 

で、みなさん色々と相談して対応考えてくれていたのですが、全部ドイツ語なので当事者の私は何も理解できていませんでした。

(そもそもイレギュラー過ぎて、多分で英語だったとしても無理)

 

結局、私のチケットの裏面にはでっかくキャンセルのスタンプと偉い人の署名みたいなのが押され、23時半の電車に乗ってオーストリアザルツブルクへ行けと指示されました。

そこからヴェネツィア行きの夜行列車に途中乗車できるとのこと。

 

深夜1時半ザルツブルクで夜行列車に乗り換えて、席は取れるか分からないから車掌と交渉してダメだったら立ち乗りしなさいとも。

 

嫌すぎる!!!!

 

でもしかし、ミュンヘンで一夜を明かすわけにも行かないので、ここは何とか代替え案を出してくれたカウンターの方々に感謝しつつ、23時半まで時間を潰します。

 

海外旅行においては「まあ、いいや~」が口癖の適当な私も、流石にこの時ばかりは、「代理店許すまじ!!!」とめらめらしました。

 

普通に東駅で時間まで待っていたら、と考えると恐ろしいです…。 

 

 

 

■なんか分からないけど乗れた

 

23時半まで時間を潰そうと、待合スペースで待機していたのですが、ふと私のチケットと数分違いのヴェネツィア行きの夜行列車があることに気付く。

 

え、これに振替してくれれば良かったのに!と思いつつ、よく見比べてみると列車の番号も一文字違い

 

????

 

これは、どういうことだろうと何か思うものがあり、ホームに入ってきた列車を見に行ってみました。

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(この時、スーツケースに乗せていたサブのボストンバッグを派手に落としました。中には一眼レフパソコン。…が、この時はそれどころじゃなかったので、精密機器の存在を忘れていました。翌日頭を抱えることになるw)

 

ホームにいた車掌さんらしき人にキャンセルが押されたチケットを見せて見たら「これだよ!この電車だよ!はい、入り口あそこね!」と言われる。

 

??????

 

そのまま押し込まれてしまい、自分のベッドがある部屋の前でオロオロしてたら、スタッフのお姉さん(超美人)に声を掛けられ、「あなたの部屋はここよー」と、さも当然のように案内されました。

 

え、でもこのチケット間違ってるって言いわれて、私はザルツブルクで乗り換えなきゃいけないの!!

 

と必死に説明するも、お姉さんに「ちゃんとヴェネツィア行くから落ち着け、ステイヒアー」と諭されました。

 

 

もうこうなったら、信じて連れて行ってもらおう!!!!

 

お姉さんのステイヒアーの言葉を聞いて覚悟を決めました。

 

 

そんなわけで、何かよくわからないけど、乗れましたww

しかもちゃっかり中央駅から。

 

後々落ち着いて考えた私なりの結論なのですが…。

おそらく代理店で発券されたチケットは、電車と時間の表記が間違っており(もしくは時刻改定があって把握していなかった)、ドイツ鉄道のカウンターの方々は国際列車の詳細まで検索をかけられなかったのではないかと。

※私の予想なので、真実は分かりません。

 

色んな事が起こりますね、海外旅行って。

今となっては笑える話なのですが、一人でザルツブルクまでの電車待っている時は本当に不安でした。

 

 

 

 

そんなわけで何とかヴェネツィアに向かう列車には乗れました。

次回は列車のお話と、ついにヴェネツィア到着、なるか…!?