夜行列車にのってヴェネツィア到着〈2018年12月8日-9日ヨーロッパ旅行:19〉
トラブル続きの移動でしたが、何とかヴェネツィアへ行けるようです。
今思い返しながらブログを書いてますが、本当にいろいろな偶然が重なって乗れた列車だなとしみじみ感じます。
これに乗れていなかったら、一体どうなっていたのかと想像するとぞっとします。
■夜行列車の旅
トラブルはありましたが、無事に乗れた夜行列車。
その後私の上のベッドにドイツ人の女性が乗り込んで来て、同室の方でした。
電車が走り出すちょっと前に、ステイヒアーのお姉さんがチケットと明日の朝食のリクエストを回収に来てくれます。
朝食はメニューがあらかじめベッドに置いてあり、そのメニューから好きなものに6種類までチェックを入れてスタッフに渡すシステムです。
乗れなかったかもしれない列車で、朝食なんて頂いても良いのだろうかと思いつつ渡しました。
ベッドはこんな感じ。
アメニティーでスリッパやタオル等々、ワインまで付いてます!!
トイレとシャワーは各車両の端に付いていて、共同です。
発車時間になると特にベルやアナウンスもなく、するっと走り出します。
ああ、乗ってしまった。でも乗れて良かった。
走り出してからは早々に電気を消して眠りました。
電車の揺れで眠れるか不安でしたが、むしろ「わぁぁ、今夜行列車に乗ってるんだー!」という興奮で寝れませんでした。
酔ったりはしませんでしたが、揺れや遠心力で体が引っ張られる感覚が面白かったです。
あと車内がかなり乾燥していて、何度か喉が渇いて起きました。
アメニティーでミネラルウォーターが貰えますが、水分は多めに買って乗り込むと安心かもしれません。
にも関わらず忘れてしまって水分足りなくなっても安心してください。
車内販売でジュースとか軽食を頼めるみたいです!
深夜1時半に電車が停まる気配で起きて、何気なく外を見たらザルツブルクでした。
ここで乗り換えていたかもしれないのかと。いやぁ本当に乗れて良かった。あの時チケットの違和感に気付いて良かったです。
■ヴェネツィア到着
朝7時に、スタッフのお姉さんがチケットの返却と朝食を持って来てくれました。
同室のドイツ人女性と景色を見ながらご飯を食べているうちに、あっという間に8時24分ヴェネツィア到着。
食べるのが遅い私は、間食できずに「もう到着だから」と朝ご飯下げられてしまいました…無念。
いろいろあったけど、無事に到着出来ました。
ヴェネツィアに入る橋を渡っている時、しみじみして泣きそうになりました。
同室の方とも、ステイヒアーの美人のお姉さんとも、ここでお別れ。いろいろあっただけに、思い出深くてこの旅で一番寂しいお別れでした。
乗ってきた電車を収めつつ、ヴェネツィアに降り立ちました。
↑乗った時と車両の先頭が変わっている。寝ている間に何度か止まっていたので、その間に変わったのでしょうか。
荷物まとめるのが遅すぎて、列車降りたのが誰よりも遅かった動きが鈍い人は私です。
■ヴァポレットに乗ってサンマルコ広場へ
駅を出て、ホテルに向かいます。
ヴェネツィアに来るのは、2度目。
今日から5泊、思いっきり堪能しようと思います!!
さっそくヴァポレットのチケットを買います。
↑こちらがヴァポレットのチケット。今回のチケットを帰国途中に紛失したので、これは約2年前のチケットですが、形は同じです。
これを乗り場の機械にピッとかざして乗り込むので、滞在中は肌身離さず携帯します。
因みに2枚あるのは、1枚は空港までのバスのチケットです。同じ形なので、混乱するw
一回券、一日券といろいろあるのですが、私は今回5泊6日なので7日券(1週間)を買いました。(6日券はないので、計算して一番お得だと思われる7日券にしました。)
お値段は(60ユーロ≒7800円)です、くそ高いですね。何が何でも値段分乗り倒してやろうと思います。
しかも年々値上がりしているそうで、以前買った2015年版の地球の歩き方では7日券は50ユーロと書かれていました。
10ユーロの値上がりって、この3年間の間に何が起こったのでしょうか。
と、愚痴をこぼしつつ、サンマルコ広場を目指します。
懐かしきヴェネツィア!
前回行けなかった場所をのんびりと歩き回りますので、お付き合い頂けると幸いです。